












マイセン Xフォーム 宮廷小花 グランツゴールド コバルト モカカップ 一級品
¥243,000 税込
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■マイセン
1709年、ヨーロッパで初めて硬質白磁の製造に成功したのがマイセン窯。それまで磁器は東洋から輸入されたものばかりで、王侯貴族のみが手にできる大変な貴重品でした。
当時のザクセン侯であったアウグストの命令により9年の歳月をかけて研究された結果、白い磁器が誕生。以来、現代まで300年以上にわたって世界屈指の名品を送り出しています。
名実ともに世界の西洋磁器の頂点に君臨するブランドです。
■Xフォーム
原型の認識番号から名付けられた「Xフォーム」は、「Bフォーム」と並んでマイセンの最上級シリーズで、1844年から1855年にかけてエルンスト・アウグスト・ロイテリッツによって考案されました。
Xフォームは、高台に置かれたカップを花びらが優しく包み込むような丸みを帯びたフォルムの造形美が特徴で、随所にマイセンの伝統的な図案であるワインリーフ(葡萄の葉)があしらわれています。
17世紀から19世紀のヨーロッパでは、バロック、ロココ、ビーダマイヤーとさまざまな美術様式が花開きました。マイセン Xフォームはその輝かしい時代を象徴するアイテムとして現在も君臨しています。
■製品の等級
マイセンには「一級品」「二級品」という等級が存在します。
マイセンの磁器は、マイスターによる厳しいチェックによって、一級品、二級品、または級外品として分類されます。
近代に製造された一級品以外の製品には、裏面のバックスタンプ付近にキャンセレーションマークとして二本のスクラッチが刻まれています。
二級品以下の製品は相場より安い価格で売り払われ、一級品だけが相場で取引されています。本品はスクラッチのない一級品です。
■装飾について
デザインパターンは、金彩、絵付け、色調の組み合わせによって無数の種類があり、ひとつとして同じものはないといわれています。
・このシリーズの金彩は「グランツゴールド」と呼ばれ、1827年にハインリヒ・キューンによって開発されて以降、マイセンの多くの作品に金彩が施されるようになりました。
本品は、金彩の割合が少ないものや中抜きされたものと比べて、グランツゴールドが贅沢にあしらわれた高級品です。
・「宮廷の小花」「スキャタードフラワー」とも呼ばれる小花の絵付けは、職人によってひとつずつ手作業で行われています。
カップには絵付けを行うための6つの小窓があり、それぞれに数十種類の図案が組み合わさることになるので、絵付けのパターンは数万通りに及びます。
・色調は、ホワイト / コバルトブルー / ルビーレッドの三種類があります。
主に流通しているのは現代でも製造されているホワイトで、コバルトとルビーは非常に希少性が高くほとんど市場に出てくることはありません。
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■商品の詳細
ブランド マイセン (Meissen)
シリーズ Xフォーム
デザイン モカカップ
サイズ
カップの口径……7.5cm
カップの高さ……5.5cm
ソーサーの直径…12.0cm
材 質 磁器
等 級 一級品
年 代 1957~1972年
装 飾 グランツゴールド、小花、紺金彩
状 態 美品
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ヨーロッパの長い歴史の中で磨かれたマスターピースからは最高級の品質と満足感を味わうことができます。
その美しさは後世にまで響き渡り、人びとに永く愛され続けることでしょう。
劇的な出会いをお待ちしております。
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